プロジェクト1では定期的に台東区内、さいたま市内にておにぎりやカレーライスの「炊き出し」を行っています。
また、寒さが厳しい年末に「冬じたく無料バザー」を開催し、一般の方よりご寄付いただいた防寒具や衣類等を配布しています。
未来を担う子供たちや若者に、日本や世界が抱える貧困問題を知る機会を提供しています。
例えば、食べ物の大切さを通じて飢餓問題を感じてもらうなど、様々な社会問題の実態を伝えることが、解決の第一歩だと考えています。
世界の貧困問題にはわたし達の想像を超える悲惨な現状があります。
プロジェクト3では海外で活動するNGOと連携し、極度の貧困地域に対するニーズに合わせた国際支援を実施しています。
フィリピン共和国
◆2010年:NGO Planと連携し、フィリピンマステ州カランパン地区の小学校校舎建設と、栄養失調児童を支援対象とした学校給食提供及び保護者への栄養管理指導を実施しました。
※この取り組みは国連の「ミレニアム開発目標=MDGs」(目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅)に該当します。
MDGsは2015年までに一定の成果が検証され、2016年から2030年までの「持続可能な開発目標=SDGs」が新たに発効されています。
参考:http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
◆2012年:フィリピン首都圏を襲った台風による洪水被害を受けた地域の再定住プロジェクト支援を実施。(NGO TAOと連携)
◆2013年:フィリピン台風30号ハイエンの被害に対し、緊急復興支援(1,000世帯の1ヶ月分の飲料キット代を寄付)を実施。(NGO Planと連携)
カンボジア王国
◆2014年:SSS元スタッフである大塚誉子さんのカンボジア移住をきっかけとして、子どもへの教育を支援してきたNGO愛センターと出会いました。
大塚さんが教育ボランティアとして携わることをサポートすると同時に、愛センターにWifiを設置し、インターネットにアクセスできる環境を整備しました。
◆2015年:愛センター卒業生の働く場所がない等、現地の雇用問題の解決を目指し、「愛センター」および横浜のラーメン店「麺場鶏源」と共同で製麺所「Ai Noodle(アイヌードル)」を設立。
このソーシャルビジネス立ち上げのため、製麺機の購入費用と日本からの輸送費用を寄付しました。
主に日系飲食店へオーダーメイドで製麺を行い、徐々に注文が増えているそうです!
1本のワクチンで救える命があります。「1日4千人」これは、世界においてワクチンがないことで予防可能な感染症で命を落としている子供の数です。
プロジェクト4では、ペットボトルのキャップを集め、ワクチンに変える取り組みを行っています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災によって多くの方が犠牲となり、被害を受けました。
SSSでは震災以降、災害から利用者様の生命と生活を守るだけでなく、被災した方や地域への支援活動を行っています。
関東・東北豪雨災害について茨城県常総市へ復興支援ボランティアを派遣
◆2015年9月~ 関東・東北豪雨災害によって被災した茨城県常総市へ復興支援ボランティアを派遣しました。
常総市社会福祉協議会が立ち上げたボランティアセンターを介して、SSSの職員と利用者様有志が個人宅や学校への清掃ボランティアとして活動しました。
東日本大震災について避難所における緊急支援と岩手県陸前高田市へガレキ撤去ボランティアを派遣
◆2011年3月~ 東日本大震災によって住まいを失い、首都圏に避難されてきた方々に対し、SSSでは避難所における炊き出し等のボランティア活動を行いました。また、2012年3月・4月、SSSの職員と利用者様より有志を募り、陸前高田市へガレキ撤去ボランティアを派遣しました。
震災から2年後、より継続的な復興支援として「福島ユナイテッドFC」へのサポートを開始
◆2013年3月~現在 震災から複数年が経過する中、SSSにできる継続的な復興支援は何かを考え、サッカーチーム「福島ユナイテッドFC」のサポートを決定。社会人リーグ、JFLを経てJリーグ[J3]で奮闘する福島ユナイテッドFCをSSS職員・利用者様で応援するとともに、福島県内の子ども達と親御さんを対象とした「SSSスマイルプロジェクトサッカースクールin福島」を3年連続で開催しました。
今後は福島県内温泉地への宿泊を含めた応援ツアーを企画するなど、「離れた場所からの離れない気持ち」をより具体的な形にしていきたいと考えています。
SSSは各種事業を行う上で、利用される方の生活や命を守る強い責任感を持っています。2014年には、自動販売機業者「(株)八洋」様のご協賛により、全施設・拠点へAED(自動体外式除細動器)の設置と非常食・長期保存水の備蓄を完了し、これまで以上に安心・安全な環境を整えることができました。